Mobile時代の社内チャットツールはこれで決まりか
本日社内で一斉にHipChatというチャットツールを導入しました。
これまではオフィシャルなチャットツールはなく、創業時に自分が一番慣れてた
Skypeを惰性で使い続けている状況でした。
しかし、メンバーの出入りや絶対数も増えていく状況の中で、
Skypeでは以下の理由で満足できずに困ってました。
(無料ツールなんでそもそも贅沢は言えないんですが。。)
- iPhoneのクライアントアプリが残念すぎる。。。
- コンタクトリストがアドホックな繋がり方をするので、
アカウントの管理がめんどくさい - そもそもセキュリティが危ないという噂
スマホ時代にアプリがぐだぐだなのが個人的には一番不満だったんですがw
でも、なかなか代替となるツールが見つからなかったんです。
多分、色んなベンチャーがある程度人数が多くなってくると
共通して発生する悩みなんじゃないかなと思ってます。
そんな時、ひょんな事からリブセンス取締役の桂さんに
HipChatを教えていただいて、試しに社内で使ってみたんですね。
そうすると、
- タブレット、スマホのアプリが優秀すぎる!!!!
- APIも公開されててカスタマイズ可能なんでエンジニア心をくすぎりすぎる!!
(github,herokuとも連携可能) - アカウントを集中管理できるので、登録する手間が省ける
- ファイルも送れるし。画像はサムネが表示されるので、LINEのスタンプみたいなノリで遅れてたのしい!
と、まぁ外部を除いて、社内で使うには便利すぎたんですね。
1アカウント2$のコストがかかる訳ですが、これを使わない手は無いと
思いました。桂さんに多謝!
参考のため、以下にスクリーンショットや比較表を貼付けておきます
類似サービスとの比較表
スマホアプリ(iPhone)のスクリーンショット
(シンプルなんでさくさく動きますね)
デスクトップアプリ
(ソースコードの構造もキープしたまま表示される!!)
という感じです。
おそらく未だ日本では余りメジャーではないと思ったので、
今回紹介させていただきました。
気になる方は、トライアルプラン(無料)もあるのでぜひ
5月病の新人さんへ
今年も沢山の人が4月から新しい環境で働き始めていると思います。
僕も2009年にコンサルティングファームにて新人研修をやっていて
初めて業務に入った頃を今でも思い出します。
新しい環境にも慣れて、生活のリズムもでてきたころ
同期の中でも2:6:2の割合でタイプが別れてきていました。
A (2割):仕事が楽しくて仕方ないタイプ(いわゆるデキる奴)
B (6割):なんとなく仕事がつまらなくなっているタイプ(普通君)
C (2割):ガチで仕事についていけてないタイプ(不器用タイプ)
Aタイプは周囲からも上司からも一目置かれ、将来を嘱望されます。
このタイプは、学生時代から自分で活動したり、将来の目標がしっかりしているので
目の前の仕事にも全力で取り組む事ができます。
よって素地が良いし、キャッチアップも早いので早期から戦力として活躍します。
しかし、一番先に会社に見切りをつけて、自分から辞めていってしまうのも
このタイプが多いです。自分の中での目標が明確ですからね。
Bタイプは、一番マジョリティではないでしょうか
なんとなく憧れがあって会社に入ったので、
最初は温度差があるものの、最初の緊張感で研修は頑張れます。
しかし研修が終わり、業務にも慣れたころから、
だんだんと仕事がつまらなくなっていきます。
それはなぜか?
新人はそもそも仕事ができないからです。
仕事ができない、つまり成果がでないのに楽しい訳がありません。(サッカーや野球だって下手だったら楽しくないですよね?)
できない新人に大きな仕事は任せれないので、基本的な事をまず
繰り返しやりながら業務を覚えてもらいます。
(メール1つまともに書けない新人に、クライアントに見せる企画書なんて
書けない)
多くの新人さんにとって、ここがまさに別れ道なんです。
仕事はつまらないものだと思って、諦めてしまうのか、
目の前の事がどんなにくだらなく思える事でも、1つ1つに向き合って、
その仕事の意味を自分で作りながら頑張れるのか。
ここで大事な事は、ただこなすだけじゃなくて、
目の前の仕事に意味を見いだすように、正しい目的思考を持つことです。
*ちなみに、この分かれ道で、他にもっと楽しい事があるはずだっていう
外部に求める形に進んでしまうと、ジョブホッパーになりがちですのでご注意を。
*大企業に長く残り偉くなる人は、Bパターンのなかで
きちんと成長できた人なのかなと勝手に思ってます。
Cタイプはまぁ、別の道が合っているパターンか、
何かの間違いで採用されちゃったという形なので、早めに別のキャリアを
選んだ方がいいのかもしれません。
全ての人に、成長とか、やりがいを強要するつもりは全然ないんですが、
どうせやるなら成果も出て、楽しく笑顔で働いた方が、社会も良くなりますよね。
新卒、中途の方も新しい環境でぜひ頑張ってください!
すごいチームが凄い件
すごいチームという本が凄いです。
取締役会から、事業部会からチーム内のMTGから、全部すごいチーム風に
会議を行なっています。
- 作者: 富永浩義
- 出版社/メーカー: あさ出版
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何が凄いかというと、Live感なんですね。
会議を体験するというか。
好きなアーティストのLiveに行った後の様な高揚感が全員に
わき上がり、それが顔から滲みでちゃうわけですね。
会議を儀式から、Liveに変えたい人は是非一読してみて
読むだけじゃだめなので、試して味わってください!
ジョブスのようにConnecting the dotsできない理由
先日、会社の朝会である動画をあらためて全員で見ました
恐らく、世界で3本の指に入るくらい有名なスピーチで、
スティーブジョブスのスタンフォードでの卒業式式辞の動画です
スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版 - YouTube
この中で、3つの事をジョブスが伝えようとしているのですが、最初の1つが
Connecting the dots(点を点を繋げる)という内容です
内容は以下の通り
you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。何かを信じ続けることだ。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。
この手法が私を裏切ったことは一度もなく、そして私の人生に大きな違いをもたらした。
まさに、納得がいくし、自分もこれを信じていますね。
しかし、最近あることに気がつきました。
点を繋げる事は、つまり経験を活かす(複数を統合することも含む)ことで、
人間誰でもできると思うし、無意識レベルで行なっていると思います。
では何故、人によってこうも成長や違いが生まれるのかと。
点を作る事ができるかどうか
つまりはこの違いしかないのではないかと気づきました
点とは、僕たちの人生において”気づき”と”学び”の傷跡
みたいなものだと思います。
よって、気づきや学びがない人生には、後から振り返っても繋ぐべき
点が残ってないのです
点が無ければ、それを今に向かって線で繋ぐ事もできない。
じゃ、どういう人が点を作れる人なのか、自分なりの仮説があります。
身の回りを振り返ってみて、
ちょっと極端な例ですが、同じ居酒屋に入った3人が出てきて
感想を聞いてみます
A君:安くて旨かった、また来ようと思う!!ひゃっほーい
B君:この店は個室もあったし、合コンに使えるな!
よし今度先輩を連れてこよう!
C君:あの立地で、あの価格で提供できるのはきっとオペレーションに
何か秘密が違いないと思い、途中でキッチンを眺めてみたら
キッチンがすごくハイテク化されていて、少人数で回していて凄かった
さぁ、1年後過去に向かって、繋げる点が多そうな人は誰でしょうか?
実際、世界は24時間365日気づきと学びを得る機会に溢れていて、
学校や仕事だけが気づきの対象ではないし、
点を繋げたければ、まずは気づく力と意識を持って、数多くの点を残して
いくしかないと思います。
どんな環境でも成果を出せる人の 3つ の特徴
仕事柄、最近は採用を多く手掛けるようになっている。
ある意味職業病になってしまうんだけど、同級生だろうが友人だろうが
全ての人をある意味で面接的な視点で見てしまう。
昔から知っている友人や一緒に働いている同僚を見ていて、
成果を安定的に出せる人は同じような特徴を持っている事が分かったので
整理してみた。
- 素直かつ傲慢である(柔軟)
- 困難に立ち向かえる(忍耐)
- 他人のせいにしない(自責)
色々あるが、結局この3つに集約されるのでないかと考えている。
それぞれについて補足すると、
まず、素直かつ傲慢であること。
”素直”と”傲慢”さ、一見相反するが、素直さが無いと人間は自分の改善点や
結果を受け入れる事ができない。よって素直さは大前提になる。
傲慢さ、これは則ち自信である。
正解の見えない世界で、最後に信じるのは自分しかいない。
つまり、素直さでもって周りの意見は十分に取り入れるが、最後に
自分の意思で決断できることである。
この相反する2つの要素を持つ事、なかなかに難しい。
次に、困難に立ち向かえること。
人間、調子のいいときはいくらでも優しくなれるし、やる気も出るものである。
しかし、どんな環境においても、常に右肩上がりはあり得ない。
上手く結果が出なかった時、失敗して追い込まれた時、そんな困難な時程
その人の本性が現れるものであり、周りはその瞬間を見ているものである。
困難な時に自分をどうコントロールして振る舞えるか、
安定して結果を出す為には必要だがこれもまた難しい。
最後に、他人のせいにしないこと。
自分を守るために、ついつい他人のせいにしたくなる。
これはある意味生理的な防御反応なので、逃れられない部分でもある。
何から何まで、自分の責任にしていたら心が壊れてしまうかもしれない。
でも、事実を受け止め、自分が何をできるかにフォーカスして
考えることでしか、人は成長できないと思う。
以上3つ
全てを兼ね備えた人は実は多くない。
しかし、それぞれの世界で偉業を成し遂げている人は
全て上記の素養を持っている事は確信できる。