5月病の新人さんへ
今年も沢山の人が4月から新しい環境で働き始めていると思います。
僕も2009年にコンサルティングファームにて新人研修をやっていて
初めて業務に入った頃を今でも思い出します。
新しい環境にも慣れて、生活のリズムもでてきたころ
同期の中でも2:6:2の割合でタイプが別れてきていました。
A (2割):仕事が楽しくて仕方ないタイプ(いわゆるデキる奴)
B (6割):なんとなく仕事がつまらなくなっているタイプ(普通君)
C (2割):ガチで仕事についていけてないタイプ(不器用タイプ)
Aタイプは周囲からも上司からも一目置かれ、将来を嘱望されます。
このタイプは、学生時代から自分で活動したり、将来の目標がしっかりしているので
目の前の仕事にも全力で取り組む事ができます。
よって素地が良いし、キャッチアップも早いので早期から戦力として活躍します。
しかし、一番先に会社に見切りをつけて、自分から辞めていってしまうのも
このタイプが多いです。自分の中での目標が明確ですからね。
Bタイプは、一番マジョリティではないでしょうか
なんとなく憧れがあって会社に入ったので、
最初は温度差があるものの、最初の緊張感で研修は頑張れます。
しかし研修が終わり、業務にも慣れたころから、
だんだんと仕事がつまらなくなっていきます。
それはなぜか?
新人はそもそも仕事ができないからです。
仕事ができない、つまり成果がでないのに楽しい訳がありません。(サッカーや野球だって下手だったら楽しくないですよね?)
できない新人に大きな仕事は任せれないので、基本的な事をまず
繰り返しやりながら業務を覚えてもらいます。
(メール1つまともに書けない新人に、クライアントに見せる企画書なんて
書けない)
多くの新人さんにとって、ここがまさに別れ道なんです。
仕事はつまらないものだと思って、諦めてしまうのか、
目の前の事がどんなにくだらなく思える事でも、1つ1つに向き合って、
その仕事の意味を自分で作りながら頑張れるのか。
ここで大事な事は、ただこなすだけじゃなくて、
目の前の仕事に意味を見いだすように、正しい目的思考を持つことです。
*ちなみに、この分かれ道で、他にもっと楽しい事があるはずだっていう
外部に求める形に進んでしまうと、ジョブホッパーになりがちですのでご注意を。
*大企業に長く残り偉くなる人は、Bパターンのなかで
きちんと成長できた人なのかなと勝手に思ってます。
Cタイプはまぁ、別の道が合っているパターンか、
何かの間違いで採用されちゃったという形なので、早めに別のキャリアを
選んだ方がいいのかもしれません。
全ての人に、成長とか、やりがいを強要するつもりは全然ないんですが、
どうせやるなら成果も出て、楽しく笑顔で働いた方が、社会も良くなりますよね。
新卒、中途の方も新しい環境でぜひ頑張ってください!