ジョブスのようにConnecting the dotsできない理由
先日、会社の朝会である動画をあらためて全員で見ました
恐らく、世界で3本の指に入るくらい有名なスピーチで、
スティーブジョブスのスタンフォードでの卒業式式辞の動画です
スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版 - YouTube
この中で、3つの事をジョブスが伝えようとしているのですが、最初の1つが
Connecting the dots(点を点を繋げる)という内容です
内容は以下の通り
you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。何かを信じ続けることだ。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。
この手法が私を裏切ったことは一度もなく、そして私の人生に大きな違いをもたらした。
まさに、納得がいくし、自分もこれを信じていますね。
しかし、最近あることに気がつきました。
点を繋げる事は、つまり経験を活かす(複数を統合することも含む)ことで、
人間誰でもできると思うし、無意識レベルで行なっていると思います。
では何故、人によってこうも成長や違いが生まれるのかと。
点を作る事ができるかどうか
つまりはこの違いしかないのではないかと気づきました
点とは、僕たちの人生において”気づき”と”学び”の傷跡
みたいなものだと思います。
よって、気づきや学びがない人生には、後から振り返っても繋ぐべき
点が残ってないのです
点が無ければ、それを今に向かって線で繋ぐ事もできない。
じゃ、どういう人が点を作れる人なのか、自分なりの仮説があります。
身の回りを振り返ってみて、
ちょっと極端な例ですが、同じ居酒屋に入った3人が出てきて
感想を聞いてみます
A君:安くて旨かった、また来ようと思う!!ひゃっほーい
B君:この店は個室もあったし、合コンに使えるな!
よし今度先輩を連れてこよう!
C君:あの立地で、あの価格で提供できるのはきっとオペレーションに
何か秘密が違いないと思い、途中でキッチンを眺めてみたら
キッチンがすごくハイテク化されていて、少人数で回していて凄かった
さぁ、1年後過去に向かって、繋げる点が多そうな人は誰でしょうか?
実際、世界は24時間365日気づきと学びを得る機会に溢れていて、
学校や仕事だけが気づきの対象ではないし、
点を繋げたければ、まずは気づく力と意識を持って、数多くの点を残して
いくしかないと思います。